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2014年8月1日金曜日

やっぱりもにょる、月組青年館

THE Kingdomを見てきました。
みやかちゃ主演、Wヒロイン美月わかば。みやちゃんの相手役がわかば、かちゃの相手役が美月という振り分けだった模様。
マサツカ先生のお芝居は相変わらずよくわからん。ルパンの時もそうだったけど。
わかばをみやちゃんが助けようとしたところにかちゃが加勢したのがみやかちゃ二人の出会いで二人ともわかばに恋をしたという甘酸っぱい記憶とともに一夏の思い出だった。そこからみやかちゃは英国人同士、友情を育んでいたものの!わかばはロシアに帰国してしまったので、疎遠になっていた、と。
しかしロシアの活動家の英国での不穏な動きやらなんやらの調査をかちゃが美月ちゃんとぶつかり合いながらしているうちに、みやちゃんのお兄さんが亡くなる。
んで、みやちゃんがお兄さんの任務を引き継ぐ……と。
それでその任務はロシア皇帝の亡命を英国王が手助けするので二人のパイプ役をすること、と。
ちなみにみやちゃんのお兄さんは2国のパイプ役をやっていたが故に暗殺の可能性がある。
→お兄さんの奥さん「あんなに健康だった夫がこんなことになるなんて納得出来ない!」
    えっと、ちょっと待って……健康?
    お兄さん、初登場シーンで外に出るのは久しぶりとか言ってましたよ??
その人が健康ですか(*´・ω・`)
正しい表現は「快方に向かっていた」では?
他にもわかばちゃん、お歌が……(-_-;)
最終的にはロシアの活動家?に盗まれる可能性がある戴冠式で使用する宝を守るってこととロシア皇帝を亡命させるってことが任務になったんだけど、守りきれてないし。盗られちゃうし。

しかもそれを私立探偵?ルパン?がいつの間にか取り返してて、めでたしめでたし的な。
無事に戴冠式は行われました、と。

と、まあ全体的によくわからんお話でした。

最後、無理やり宝取り返した感、満載だったし。
何よりもみやかちゃがかっこよくない。
スカッとしない。

活動しているのはいいけど、みやちゃんなんてヒーロー的な動きがないし。
わかば嬢からロシアについての報告を受けているだけ。

かちゃは動いてはいるけど、尾行的なことが多くてアクションが少ない。
正直、この2人が主役なのかがわからない。
完全に埋没しちゃってた。

若手別格の子の芝居の方がよっぽど輝いてたよ。
みやちゃんにやらせるならそれこそ光源氏みたいな色男が似合うと思うし。
かちゃなら童顔いかして王子様でしょう。

持ち味が違いすぎる2人の共演ってすごい難しい気がするし、実際うまく行ってないと思う。

あとラストにスピンオフですよーってこじつけみたいに理の書が出てくるのも疑問。
「これは!理の書だー」とすごいものなんです感だしているけど、出てくるのも最後の最後だし、何かキーになるわけでもない。それ、いるの?と問いただしたいアイテムである。

安い券で行ってよかったー心からそう思う作品でした。