メニュー

2015年12月31日木曜日

もうすぐ年が明ける……なのに何故?

組替え発表がないのじゃーーーーー!!!

ちゃぴの退団発表はこの際、後任が決まってないから揉めているということで置いておきます。
音月・舞羽コンビも大劇楽後と東宝楽後でバラバラの発表だったと聞きましたし、そういうこともあるでしょう、時には。

ですが!! 月組をあのままにしておくつもりですか??
とは大きな声で突っ込みたいです、ええ。

星組の後期公演の演目が発表され、2016年みちこさんの退団が濃厚になりました。これによりまさお退団、紅子次期月組トップという布陣を引く意味がなくなってしまいました。月組と星組の東宝千秋楽は9月と11月。わずか2か月の為に組替えする意義はないですからね。星組で空きを待つのが紅子の為にも良いでしょう。
ということは可能性があるのはだいもんor珠城の2択になりますが、だいもんは2017年まで待てばおそらく雪組で空きは出ますよね。年齢の関係もあるのでまさおの後継者として引き継いでも大丈夫なんですが、それをやると雪組路線男役の歌がずたぼろになります(笑)
と言って、珠城が引く継ぐのもそれそれで組内編成を相当考えないと難しいかと思います。2016年で研9になる珠城ですが、研9といえば御曹司と言われて大切に育てられた柚希・龍・明日海・音月などよりも早い就任になります。現在の他組2番手(芹香・望海・紅・真風)と比べても学年も1番若いですし、2番手就任時期も1番遅いです。このままだと正2番手としての作品が「舞音」「NOBUNAGA」の2作品のみになってしまう上、両作品ともこのまま組替えがなければみやかちゃに気を使いつつの非常に中途半端な役になる可能性があります。
珠城がきちんと2番手するには花組の蘭寿→明日海の引き継ぎ時のように前任者(蘭寿)政権時代に上を徐々に一掃していって、ニュートップ(明日海)時代にはいつの間にか自分(芹香)が2番手って感じにしないと本来はだめだったのですが、残念ながら月組Pにはそれが出来なかったようです。
みやかちゃを競わせて爆発的な人気の方をトップにするつもりだったとの噂もありましたが、それにしては競わせ方があまりにも中途半端。競わせたかったのならキングダムをそれぞれの単独主演で美弥ver、凪七verという感じでやるべきではなかったのですか。比べるなら同じ作風での単独主演が一番はっきりしますから。そしてそれでどちらかを選ぶのが1番波風が少なかった気がしますよ。それならまさおがここまで長期でやる必要もなかったし。
月組Pはスター育てるのが呆れるほど、下手で。ついでに花組Pもちょっとその傾向がありまして。私は月と花の将来が非常に心配です。

さてここまで長々と書いたうえで何の解決にもならなかったので各組整理した記事を正月休みのうちにアップしたいと思います。




にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

2015年12月11日金曜日

花組の役替わり発表!楽しみが増えた!!

中日劇場で音くりセシリイ、ちなジャノンの回が当たりました。みゆもです。
第一志望なのでとても幸せですー!!

さて私がおとなしくしている間にミーマイ役替わりに、ミュゲの配役、だいもんジュアンにちぎローマと様々な発表がありましたね。

とりあえず贔屓組の花組ミーマイからいってみましょう!!

ビル:明日海りお
サリー:花乃まりあ
ジョン卿:芹香斗亜&瀬戸かずや
ジャッキー:柚香光&鳳月杏
ジェラルド:水美舞斗&芹香斗亜
パーチェスター:鳳真由&柚香光
マリア:桜咲彩花&仙名彩世

こんな感じですね。
あきらのジョン卿は見たいけれど歌えるのかが非常に心配。
声がかすれないといいなぁ。でも今回の頭中将でお歌も大分成長したからきっと出来ると思ってます。相変わらず滑舌が悪いけど。

柚カレーとみなみのカップルっていいなぁ。
なんか面白そう。想像するだけでじわじわくる。
Pちゃんのパーチェスターは見たかったから非常に嬉しいです。
お屋敷の弁護士のぐいぐい来る感じ、きっとかわいい!!
私はミーマイを見たのが龍VERのみなのでジョン卿とマリアに別格イメージが染みついてます。だからべーちゃんとゆきちゃんでの役替わりマリアは意外でした。
ゆきちゃんはともかくべーちゃんはヒロイン経験も豊富だし、もっと路線よりの役かと。。。
でもミーマイは娘役の役が少ないから仕方ない面もありなのでしょうか??
何はともあれ、Dパターンとかまでなくてよかったぁ。
そんなにあったら難しくて覚えられないもの。
取りあえずじゅりあ様の役と新人公演が気になります。
じゅりあ様はマリアにならなかっただけでもびっくりですよ。
それでは今日はこの辺で。
ごぎげんよう。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

2015年12月9日水曜日

娘役は努力と鍛錬―仙名彩世と花乃まりあ―

引き続き、組本の感想です!
みゆもです。

今回は娘役にスポット当てます。

娘役MVPといえばダントツでゆきちゃんですね。
なんというか、隙がないんですよ。
自分がかわいく見える角度や髪型を知っている。だからどの写真もすごく映りがよかったです。
組本にも書いてありますが、髪型を作るのはほぼ趣味だとか。
まさに好きこそものの上手なれの集大成で、非常に理想的だと思います。


今日、お昼の番組でやっていましたが、ベリーズ工房のももちこと嗣永桃子さんは「顎が唯一のコンプレックス」だそうです。確かによく見ると特徴的な形をしているという印象を受けました。
桃子さんは番組でほかの出演者に「顎かくして!」と言われると、すばやく顎を隠すかわいいポーズを何種も披露。プロだなと思いました。

桃子さんが番組で行っていたことを娘役は普段、息をするようにこなさなければならないんだろうなと。娘役の人気は路線としての立場は勿論ですが、このプロとしての力にかかっているのではないかとゆきちゃんを見て、思いました。
ゆきちゃんくらい立場が確立されている人ならともかく一介の下級生に「あなたは顎が目立つからちょっと隠した方がかわいい」とかポート撮影時にカメラさんやメイクさんが言ってくれるわけないじゃないですか。下級生はバシバシと量産的に撮られてしまっても何の不思議もありません。
なぜなら売上が変わるようなミラクルを起こすことは少ないからです。写真1枚で売上が変わるような生徒さんのが気合が入る。これは宝塚だけではなく、どこの世界もあると思います。
だからこそ下級生は若いうちから自分の光るところをどんどん見つけておかなければいけないでしょう。特に露出の少ない娘役は一瞬一瞬がチャンスなのですから。

花乃さんにはそこが足りないと思います。彼女は元々一般受けする顔立ちで、96期ということさえ目をつぶればそこそこ出来る娘役です。でも自分の長所を多面的に知らないし、チャンスは多いのに冒険しようとはしない。そういう風に感じます。宝塚の娘役はキャンキャンのモデルでもハロプロのアイドルでもAKBでも無いんです。だからこそ洋服もその辺に売っていそうな無難なものじゃなくて、もっとお姫様のようなフェアリースタイルを確立してほしいし、やるべきだと思います。
正面がだめだからと保守的に横顔ばかりになるのではなく、正面の美しさを研究してほしいし貪欲になってください。もっと盗んでください。

そうじゃないとりおさんの相手役はどんどん厳しくなりますよ。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

2015年12月7日月曜日

路線と非路線―上級生、瀬戸かずやの覚悟―

組本をやっと買いました―!!
お久しぶりです、みゆもです。

毎回、コンスタントを心掛けていますが、挫折するばかりですみません。
月2回以上、更新出来るように頑張りたいです。

冒頭でも申し上げたように今回、初めて組本を買ったのです。
ひとつの組の組子のインタビューをこれほどたくさん一辺に読むことが出来るのは組本ならではだと思います。
その中でも印象に残ったのが瀬戸かずやことあきらくんのインタビュー。
他の子たちが自分がどうしたいか、組としてどういうあり方が理想かという夢を語る中で彼女だけが「下級生に○○してあげたい」「下級生がたくさんいる中で自分はどうありたい」と下級生ありきで自分の立ち位置を語っているのですね。
他の子、特に路線の子はこのようなインタビューを受けると歌やダンス・芝居などの自分の技術的なことを話しがちな中で自分の組の中での立場(人格的なもの)を含めて話を出来る人は中々いません。
あきらは研11という難しい学年&高卒という同期の中でも最年長さを併せ持った人です。主演はたった一度の新公主演のみとはいえ、トップという星も狙えなくはない人でもあります。そんな中、彼女は心の中で別格としての覚悟を決めたのかなとこのインタビューから感じました。あきらが管理職になれるかはわかりません。
でも確実に管理職の器を持っている大器だと思います。
決して歌・芝居・踊りと三拍子揃っているわけではないし、調子の波もよくある人だと思います。芸達者と言える域ではない。
でも彼女の男役芸というのは下級生が絶対に学ぶべきものだと思っています。
劇団にはどうか良く考えて、残していただきたい。
新公1回したという立場は時として爆上げ路線下級生の蓋となるかもしれません。でもそこはどうか一度立ち止まって考えてください。

あきらのジェンヌ人生がより良いものになりますように。





にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村