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2016年1月2日土曜日

年明けて……月組総括

月組に関しては贔屓(美弥ちゃん)が主演するようなことがなければ基本的に本公演のみの観劇スタイルです。まさきさん、苦手ですし、若手筆頭のたまきちもそんなに……新公スターのあーさやありに至ってはどこにいるのかイマイチわからないという始末。
そして贔屓にしている美弥ちゃん、トシ、わかばは全員路線に乗りかけた非路線。こんな感じなので月組は詳しくなる機会がないまま、年が明けてしまいました。

そんなこんなで月組をほとんど見ない者からみる月組の1番の強み。それは群衆芝居かと。
「1789」は月組の当たり役、だったと思います。まさきさんのロナンが~とかちゃぴのマリーが~とかそんな小さな役ひとつひとつではなくて、月組全体がとんでもない当たりを引いたというイメージです。
 集まって何かをして見せることが得意な月組。今回はフランス革命を舞台にし、集団でダンスや芝居を行うことが多かったのが本当に良い具合に今の月組に嵌まったと思います。そして今、中核を担っている上級生たちは新公時代をあさこ→きりやんという花組ダンサーの元で過ごした影響もあるのか、ダンサーがゴロゴロ。ボディパーカッションすてきだったなぁ。

さてそんな月組といえばもっぱら次期トップスター人事が話題になっておりますが、私はたまきちの可能性はほぼ無いと考えています。あるとすればそれは予定外人事では?とすら思える勢いです。
 まずトップになるなら正2番手としてのパソカレ。これは最低条件としてあってもいいと思います。ですが、現実にたまきちのは出ませんでした。ヅカカレンダーは私たちファンにとっては舞台写真やブロマイドとほぼ同義の役割を果たすものですが、あれは本来カレンダーなんです。カレンダーといえばお得意先などに企業が挨拶とともに配り歩くものでもあります。私の勤めている会社はカレンダーに載せるようなものを扱ってないので休業日が書いてある程度ですが、芸能事務所や劇団などはそこの顔になる人の写真を普通載せるものです。宝塚だって劇団なのですから推しメンカレンダーは作って当然でしょう。推しメン総まとめがスターカレンダーだとして、その中でも核となる人たち即ちトップスターや2番手に関しては個人のカレンダーを作って宣伝します。「核となる」と宣言出来る絶好の機会に宣言しないでいきなりトップスター。これはあまりにもビジネス的に美味しくないやり方だと思います。宝塚だって民間企業です。もっと企業らしく、うまくやるのでは?と思ってしまいます。
 現在、正2番手としてカレンダーで認められているのは花組:芹香、雪組:望海、星組:紅、宙組:真風の4名のみ。このうち、東上経験者のみだと花組の芹香を除いた3名に絞られます。真風は最近、宙組に組替えをしたばかりですし、望海も雪組でやっと1年というところです。組替え者を1年やそこらでの異動はあまりにも酷……とはよく言いますが、現実に普通の民間企業でも3年間は部署替え配置換えなどはあまり行いません。異動先部署に利益や良い影響が本格的に出始めるのは2年目以降ということなのでしょうね。そういうことを考えるなら異動してまだ1年ほどの真風や望海の異動は現実的ではないような気がします。しかしみちこさんの退団もそろそろ秒読みで聞こえてきた今、星組の紅を動かすなら3番手の礼を早急に仕上げなければなりません。しかし星組Pにはそのつもりもないようです。私的にはもういっそ、みつるにワンチャンやるのが1番早いような気がしています。それか、みやかちゃダブルトップ。
 そう思うくらい人のいない月組トップ。さてさてだれがなるのでしょうか。今後に要注目です。



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