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2016年1月1日金曜日

年明けて……花組総括

飛躍の年、そして想いが残る年でした。
まずは1月のErnest in Loveに始まり、3月ー5月はカリスタと宝塚幻想曲、夏には梅芸&台湾公演のベルばらと宝塚幻想曲、小劇場公演ではスターダム、10月-12月の新源氏物語とメロディア東京公演がありました。非常にどの公演も非常に盛り上がり、りおさん的には美味しい公演でしたが、中でもショー充実年だったと思います。
宝塚幻想曲とメロディア、稲葉先生と中村B先生どちらも非常に持ち味を生かした公演でした。
この2作品の退団者、特に娘役さんは幸せだったろうなと心より思います。

今年の最重要トピックスは台湾公演&スターダムでの下級生の躍進でしょう。
りおさんのお披露目以来、中日ベルばらを最後にみつるさんが専科へ、エリザでの一花さま・がりんちゃん・らんちゃんの退団とだいもんの雪組への組替え、カリスタでは中堅の神房さん・きらり姉さまの退団、新源氏では副組長のふみか兄さんとダンスの鬼・マキシム、下級生の姫歌さんの退団と上級生が次々に花組が去りました。
そして気づけば、トップスターのりおさん含め、3番手(明日海・花乃・芹香・柚香)まで中卒ばかりという非常にフレッシュな組になってしまいました。
それはある意味、下級生には非常に有利になったとも言えます。下剋上しやすい環境でもありますからね。
今回、下級生の躍進と書きましたが、メロディアでは98-99期あたりの路線男役が非常にあがってきたように思います。
新源氏物語で黄金期と呼ばれた95期が新人公演を卒業しました。柚香はすでに3番手ですし、一足先に卒業してもよかったような気もしますが……まぁ光の君を見たいとの声も多かったのでこれはこれでというところでしょう。さて、下級生の躍進ですが、印象深いのは飛龍つかさの梅芸の3人口への昇格とスターダムでの亜蓮冬馬のソロが1番かなと。
つかさについてはメロディアでもほとんど常に水美の斜め後ろを確保するという準路線スターな道を歩んでいます。新源氏も紅葉の祭りでマキシムと水美という筋肉バカ(※褒めてます)の後ろで踊るという大変なお役目を背負っているわけですが(笑)
つかさに関してはわりとオールマイティなスターでありつつも、基本はダンサーカウントなのかなと。そうでないと運動神経系男役2人の後ろで踊れないですから!! てか、あの2人の後ろで踊れとか言われたら絶対に心折れるからもうつかさのこと尊敬してやまない。

あと銀橋渡りおめでとう、つかさ。

もうね、下級生の躍進とかなんとかわりとどうでもよくて、これが1番言いたかった。
今回はあなたの銀橋渡り程、嬉しかったものは無いわ。

話を戻しまして。
アレンくんといえば今年はスターダムでのソロ曲が1番印象深かったです。
というか、メロディアで見れてない。
つかさと水美とりおさんで精一杯でした。同組に贔屓を3人以上、持ってはいけないと思った冬でした。本当、下級生の成長とか見たいのに追いかけるだけで精一杯だもんなぁ。猛省します。

さて下級生だけではなく、上級生にも目を向けてみましょう。
花組は新公外娘役が非常に豊作です。
きらりさま、一花さまの花組娘役元締めが2人ほど卒業してしまったのが痛いですが、女帝じゅりあ姉さま、美しい歌声で聞かせた芽吹姉さま、豊かなソプラノななくらちゃん、色気が素晴らしいゆきちゃん、可愛らしさ天下一品べーちゃん、ここに次からしょうみちゃんも入るわけで。
なんて楽しみなのでしょう。娘役は特に歌が充実していると思います。
男役はマキシムとふみか兄さんがいなくなったのは痛いですよね。主にショーで。
男役もそれぞれ持ち味が違って、非常に良い味出していますが、あきらがとてもおいしい立ち位置を貰えるようになっていたなと感じています。
イケメンおじ様役が出来るみつる兄さんが専科に行き、ふみか兄さんが退団され、そのような役が出来るのがあきらのみになったという花組の別格イケメン人材不足気味な現実があるのですけれど。Pちゃんは組レポも2年目に入り、独特のポジを確立してきています。和海くん、羽立くん、航流くんと技術面でも非常に有力な生徒が脇を支え、ショーでも歌ダンス共に安心して見ていられると思います。芝居面ではタソが老け役として組内専科のポジを確立してきましたね。幅広い年齢が出来るという面では貴重なのでどんどん伸ばしていきたいです。
路線生徒で最も伸びたのは水美くん。主演やったことで意識が良い方向へ行ったかと。立場が人を変えていく良い例ですね。疲れていると舞台上でも顔に出る時があるので力配分を誤らないようにしていくことが重要かと。同期の柚香も苦手な歌を徐々に磨いています。肝心な時にやらかす癖があるので安心は出来ませんが、舞台度胸も経験とともにつけていってもらえれば。
2番手キキは何かが足りない、けどその何かがわからない。それでもがいている感じですね。
当たり役を作ってあげてください、劇団さん。キキの品の良さはうえくみ先生のお芝居が合いそうな気はします。小劇場公演とかで組んでみてほしいな。

それでは今年もよろしくお願いします。


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