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2015年10月3日土曜日

出世に必要なのはスター性! 月組の潔い決断

スターは学年やない!!!
タイミングや!!

そんな月Pの声が聞こえてきそうな、月組人事が出ましたね。
ごぶさたしました、すみません。
みゆもです。

長く続けるって難しいですね。
1か月も停滞していました。仕事、忙しくて……

月組全国ツアー公演
「激情―ホセとカルメン―」「Apasionado(アパショナード)!!III
主演:珠城りょう・愛希れいか
http://kageki.hankyu.co.jp/news/20151001_003.html

おうふ……
未だ研究科3年目という短いヅカ歴ですが、これまで2番手もしくはそれに準ずる立ち場以外で全国ツアーをまわる人はこれまで聞いたことがありません。
ヅカ歴10年越えの諸先輩方も同意見だったので、これはちょっと特殊例ではないでしょうか。
最近ではまぁ様がやった『ベルサイユのばら ―フェルゼンと マリー・アントワネット編―』~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~ [DVD]は当時緒月遠麻というトップスター凰稀かなめの同期で相手役とまで言われた(笑)方がいらしたのでまぁ様は中々2番手らしい位置を手に入れられなかったのですよね。
でも緒月のトップがないことは過去の経歴を見ればわかりきったこと
だし、例え2番手羽を背負ってなくても凰稀の次はまぁ様だろうというのは大半のヅカファンが認識していたと思います。

それに対して、今回はというと……

月P、世の中には順番ちゅうもんがあるんやで??

と言わざるをえません。

現在、珠城より上級生で新人公演主演を務めた男役は
89期 凪七瑠海(1回) 美弥るりか(1回)
90期 宇月颯(1回)
91期 紫門ゆりや(1回)

と4人もいるわけですよ。
このうち、単独バウ主演を果たしたのは凪七のみですが、美弥も凪七と共にW主演でバウ&青年館の東上公演をしています。
宇月、紫門は各々のカラーを突き進め、良い別格に育ってきているとは思うので脇で長く使ってほしいと思っていますが、凪七&美弥のどちらかはトップになってしかるべきかと。

珠城にトップになってほしくないわけではないのです。
ただあそこまで爆上げするのは時期が早すぎる気がします。
元星組の柚希のように一芸があるわけでもなく、オールマイティに何でも出来る生徒ではありますが決め手にはかける。そういうところがあるように思います。
何よりも花組の芹香・宙組の愛月など他組の番手付き上級生が東上公演をやっていない現在、そこまで駆け足で階段を上る必要はないでしょう。

珠城の下で新人公演を主演しているのは
95期 朝美絢
98期 暁千星
のみです。
どちらもバウWSのみしかしておらず、既にバウ単独・東上公演までしている珠城の脅威にはな入り得ません。
凪七や美弥に集客力やトップとしてのスター性が無いと判断するなら、雪組の彩凪・星組の紅などを組替えさせてトップ就任させるのもありでしょう。いずれにせよ、間に上級生を1人挟んでも十分間に合うのです。それなら間にひとり挟んで充実の2番手時代を過ごさせてからトップにすればいいと思うのです。
2番手期間があると無いでは本人の実力や人気などあらゆるところで差が付いてきます。特に珠城は天海さんのような圧倒的なヴィジュアル力を期待出来る生徒ではありません。
確かに骨太で安定感があり、非常に男らしい男役ではあります。そして非常に正塚芝居が似合います。正塚先生と合うというのは一歩間違えると地味に見えてしまうということでもあると思っています。演目によって地味に見えてしまうなら、どうしてもファンは増えにくいです。トップスターになる資質はライトファンをいかに自分で落とすかです。
ライトな人にまた見たいと思ってもらえるような主演、それがトップスターや主演生徒のあるべきすタダと私は思います。
その為には珠城を爆上げすることが必要なのではなく、演出が珠城を上手く使うことが必要なのです。本人の演劇的才能や努力はもちろんですが、かっこいい!と思わせるようなオリジナルの役を当てることが。
「激情」や「アパショナード」は両方とも再演です。特にレジェンドと謳われた柚希の「激情」、ダンスの名手と言われた瀬奈の「アパショナード」とは比較対象になりやすい。
そんな中での全国ツアーはかなり大きな賭けになると思います。

月組がんばれ!! たまきち、がんばれ!!



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